みなさんこんにちは!マクロファージ麗子です。私は昨日、都内某ホテルのラウンジでクライアントさまとお打ち合わせをしてまいりました。検温器と除菌剤の噴霧が一体型となったコンパクトな機械が入り口に設置してあり、お席へのご案内の前に、係の方が一人ひとりに丁寧に声をかけ、使用を促してくださいました。
そういえば・・・
なぜ、入り口に設置されている消毒液といえば「アルコール」なのでしょうか。
推測するに、新型コロナウィルスが蔓延し始めた当初、感染症対策として厚生労働省が出した指針に「アルコール除菌」がうたわれていたため、「有効なのは間違いなさそうだし、ちゃんと対策を打っていることをアピールするにはこれが一番!」という外向きの理由からで、とくに深く掘り下げて研究結果やエビデンスを調べたうえで、中身を比較検討して決めたという企業様は少ないように思います。
今回から3回にわたって「よく使われている除菌剤」について、その特徴を書いてみますね。人も除菌も適材適所、得意不得意がありますし、能力が発揮できる最適な状態というものがあります!
①アルコール
②次亜塩素酸水
③GSE(グレープフルーツ種子から抽出されたフラボノイドを主成分とする除菌剤)
特徴を知り、うまく使い分けることも、衛生管理者として必要なこと。お役に立てたらうれしいです!