健康経営優良法人について③

こんにちは❣️麗子です❗️少し間が空いてしまいました、ごめんなさい❗️

以前、健康経営優良法人への認定手続きについてご紹介しました。今日はその続編。

健康経営優良法人の認定制度が始まって7年。私が当社の申請担当となり5年。おかげさまで5年連続して認定を受けています。

正直、初めは、この取り組みに半信半疑でした。ISOと同様に、徐々に下火になるのかなあ、とあまり力を入れて考えていませんでした。

しかし、年々参加企業が増え、審査項目もブラッシュアップされ基準も厳しくなり、登録は簡略化されて…。予想に反し、盛り上がりをみせています。

近頃では、認定支援のためのアプリを開発した企業も多々あります。社員に健康づくりを呼びかけて参加してもらうだけではなく、食生活アドバイスをしたり、体調を管理したり。

そのほか睡眠の質を測る、カロリーコントロールをする、運動を続けるとポイントが貯まってAmazonギフト券や現金と交換可能できる、などなど、アプリを登録し、社員に参加してもらうだけで、審査項目をいくつもクリアできるようになっています。

大企業、中小企業それぞれの健康経営優良法人認定の上位500社には、ホワイト500、ブライト500という特別の認定がされますが、このような企業になると「健康経営していることをどれだけ外部に発信しているか」など、ただ項目をクリアするだけでなく、拡散力、貢献力が求められます。

企業の健全度合いが、働く人間としてもメリットになっていること、またそれが人を集めるのに役立っていること(ISOでは、品質の面、環境への貢献の面では確かに安心でしたが、「働く人」にとってのメリットは感じにくかった。)が、広く定着していっている理由でしょう。

今の時代は、企業のために個人が犠牲になるという考え方は通用しません。個人の健康を企業が守る。企業がどれだけ働く人に優しいか・・・これは今後も重点項目となるでしょう。企業側は、考えを切り替えて「社員が楽しみながら安心して暮らせる環境づくり」を目指さなければなりません。