幸せの因子分析

面白い調査結果をみました。こんにちは!麗子です。「幸せ」という概念的なものを因子分析をしたところ、4つの因子に分解できたそうです。この4つが満たされていると人は「幸せ」を感じやすい、ということでしょうか。

まず一つ目は自己実現と成長の因子。理想の自分に近づくために努力をしていること、近づいている実感を得られること、は幸せを感じやすいそうです。

二つ目につながりと感謝の因子。孤独は幸福感を下げます。大切な人とのつながりを実感できること。感謝したりされたりする関係性をもつことは、生きることに勇気を与えるそうです。

三つ目は前向きと楽観の因子。ポジティブで楽観的、細かなことを気にせず「なんとかなる!」と思い、常にチャレンジしている人は、幸せだということです。

四つ目は、独立と自分らしさの因子。人と自分を比べることなく、自分軸をもって我が道を進む人は幸せを感じていられるそうです。

確かにそうですね、そうだと感じます。

とはいえ、これらの四つの因子を生まれながらに持っている人、というのは稀でしょう。私の乏しい経験から思うに、光を意識するのは、影に身を置くときだったりします。日の当たらない経験こそが、「幸せ」の輪郭を教えてくれる、そう感じています。

生きていれば、よいときも悪いときもあるし、感情も当然揺れます。それでいい。

ただこの影にいるときに、光の存在を知っているのと知らないのとでは大きく差がでます。この四つの因子を「恵まれた人」だけが持つものではなく、自分もすでに持っていることに気づき、光の当たるほうへとマインドを変えていくことが出来れば、またひとつ強くなれると私は信じています。

幸せの因子、の中には「お金」も「時間」も「職業」もありません。目の前のことを考えれば重大な問題ですし、胃も痛くなるような悩みとなります。それでも、幸せになることが出来る。

大切なのは、今この瞬間を大切に、愛する人とつながり感謝しあい、なんとかなる!と腹を決めて、自分らしく生きること。

あなたなら、大丈夫。

そして私も、大丈夫です。