情報の活用が大切

今日もヘルスリテラシーについてお話していこうと思います。

こんにちは!麗子です。従業員のヘルスリテラシーが上がれば、生産性があがり、企業の成長につながる、というお話をしました。(前回のお話はこちら)

ヘルスリテラシーを上げていくためには、プロセスを細分化して評価する方法もあります。

1.質の高い健康情報を入手する能力

2.その情報を目的に応じて偏見なく「理解・評価」する能力

3.それらの情報を総合的に判断して有効に「活用」する能力

これらの能力がそれぞれどの程度あるのか、どこが弱みとなるかを探っていき、企業としてフォローアップをしていきます。企業ができることは、主に「教育」の場づくりでありますが、それをきっかけとして、従業員一人一人が自発的行動をすることが必要となります。上手な後押し、飽きさせない工夫、負担にならない方法を構築しながら継続を促すことによって、ヘルスリテラシーは向上していきます。あくまで情報を持っているだけでなく、その活用までがヘルスリテラシーでありますから、誰かから与えられたり決められたりすることではなく、しっかりと自発的に実践できるようにすることが大切です。

健康経営優良法人の認定基準項目には「1年度に1回以上、健康をテーマとした従業員研修の実施」または「月1回以上の健康をテーマとした情報提供」を実施しているかどうか、が掲げられています。ここが不十分ですと、評点アップにつながらず、認定不可となる可能性もありますので注意してまいりましょう。