健康経営をスタートするにあたっての大事なファーストステップは、経営者の「健康宣言」=コミットメントです。経営者自身が健康づくりに本気で取り組む姿勢を見せ、また、なぜ今健康経営が必要だと考えているのか、その「想い」をわかりやすく従業員のみなさんに伝えることが大切です。そしてそれを社外にもしっかりとアピールすること。健康宣言の効力を内部だけにとどめておくのはもったいないというもの。外的なメリットも、健康経営にとりくむ大事な動機となっているでしょうから、「健康宣言」を社外にも発信をすることでその価値を高めます。
宣言だけが先走り、中身の薄い中途半端なものではいけません。「コミットメント」は、「自らが手本となるような行動」をもってして、初めて効力を発揮します。経営者の行動を見て、人も組織も動きます。「体裁」のために健康経営を始めても、経営者自らが変わらなければ、その効果を引き出すことは不可能です。この時、「なるべく具体的に、従業員やそのほかのみなさんに伝わるように」わかりやすい言葉を用いることが大切になります。自己満足では、人に影響を与えることができないからです。
「健康宣言」をするためには、まず自社の課題、問題点を把握することが必要になります。従業員のココロに響き、社外にもその優位性がつたわるような「健康宣言」をつくるため、車内を見渡して問題点を抽出し「的を得た」活動として、なにかしらの結果(改善箇所)を得ることを意識しましょう。
経営者は、率先垂範。従業員をリードする気持ちで、思いきって「健康宣言」をしてみてくださいね!
健康宣言、健康経営認定のエントリー方法(流れ)