効果を引き出す❣️

みなさんこんにちは❗️マクロファージ麗子です。これまで3回連載で、除菌剤をご紹介してきました。それぞれの効果を、最大限発揮してもらうための重要なファーストステップは、何と言っても正しい『手洗い』です。特に「次亜塩素酸水」を使っての除菌は、手洗いなくしては「効果なし」ですから、注意が必要です。

手洗いにもポイントがあります。

①しっかりと泡立ててすみずみまで泡を行きわたらせること

②流水でよくすすぐこと

③清潔なタオルやハンカチを使用すること

ただ流水でこすり洗いをするのではなく、石鹸などをしっかりと泡立てて使用しましょう。石鹸などに含まれる界面活性剤が、菌やウィルスに効きます。指と指の間や手首の方も気をつけてしっかり洗います。およそ時間にして10秒以上を目安に、泡をつけてしっかり洗いましょう。

その後、流水で洗い流します。水道水には微量の塩素が含まれますから、より安心ですね。

そして、いうまでもなく、手を拭く際には清潔なタオルやハンカチでよく水気を拭き取ります。特にアルコールは、揮発する際に除菌しますから乾いた手に使うことが大切です。指先だけチョコっとアルコールで濡らす程度ではNG❗️たっぷり手に取り使用してくださいね。

荒れた手は、お肌表面のタンパク質が傷んでいます。アルコールではさらにそのタンパク質を傷つけてしまい、菌やウィルスがくっつきやすくなります。また洗っても落ちにくくなるという悪循環に陥ります。

お肌の弱い方、手荒れが気になる方には、断然GSEをおすすめします(╹◡╹)✨✨

殺菌、除菌、抗菌、滅菌、静菌… 違いは?強さは?

みなさんこんにちは!マクロファージ麗子です。3回にわたり、主な除菌剤の効果や使用上の注意点をお話してきました。実は、私、いろいろなタイプの除菌剤を見て、だんだんとモヤモヤしてきた言葉があります。

殺菌、除菌、抗菌、滅菌…どれも効き目がありそうに感じますが、何がどう違い、一番効果があるのはどれなの?!気になって調べてみました😊

もっとも強い➡️滅菌

1%でも菌を死滅させれば➡️殺菌

1%でも菌を取り除けていれば➡️除菌

増殖を抑えていれば➡️抗菌、静菌

滅菌とは、微生物、ウィルス、菌をやっつけて限りなくゼロに近づけることを言います。日本薬局方では「微生物の生存する確率が 100万分の1以下になること」と決められています。

殺菌とは、文字通り「菌を殺す」ことです。対象や程度を含まないので、1回限りでも、1%でも、その効果があれば使えます。ただしこの言葉を使うには、薬機法の規制があります。(※)

除菌とは、「菌を取り除く」ことなので、手を洗う、きれいにふき取る、など幅広い行為に使われます。菌を死滅させる、というより、除外する、という意味となります。毒性が消えたかどうかは問わず、単に菌が減らせたかどうか、が問題になります。

抗菌とは、「菌の増殖を抑える」こと。菌を死滅させる効果はありませんが、住みにくい環境を作り続けて、寄せ付けないようにする効果があることをあらわしています。

静菌とは、「菌の働きを鎮める」こと。菌が育成して悪さをしないように抑えながら、勝手に死滅するのを待つイメージです。

ちなみによく使う消毒(※)という言葉は、必ずしも対象物に存在している微生物をすべて殺滅・除去するものではなく、病原性微生物を、害の無い程度まで減らしたり、感染力を失わせたりして、無毒化することをいいます。

※消毒殺菌は、医療品、医療機器などの品質、有効性及び安全性の確保に関する法律=薬機法の用語で「医薬品」や「医薬部外品」などに対してのみ使うことができます。

実際には「医薬品」「医薬部外品」だから効く、効かない、ということではないのですが、表示をする際には注意が必要ですΣ(・ω・ノ)ノ!

知らずに使いがちな言葉ですが、衛生管理者としては、気に留めておいたほうがよいでしょう☆彡

除菌剤③GSE(グレープフルーツ種子成分)

みなさんこんにちは!マクロファージ麗子です。さて、今回はいよいよ、連載企画3本目「GSE」について書きます。おそらくこれまでお話した2つの除菌剤(アルコール、次亜塩素酸水)と比べて、知名度は低いですよね☆彡

「GSE」とは、グレープフルーツ種子から抽出されるフラボノイドを主とした成分です。これまでは腐敗や食中毒から「食品」を守るために添加されるもの(自然派の食品添加物)として活用されることがほとんどでした。そのため「新型コロナウィルスにも効く!」という認識にいたるまで少し時間がかかったのです。しかし、多くの実験結果から、この「腐敗や食中毒を防ぐ成分」が菌だけではなくウィルスに対しても容赦なく効くことがわかりました。 原液は酸性ですが、中性に調整されて販売されているものが大半です。そもそも食品に入れてよいと認められている成分ですから、口に入れても、全身で浴びても無害です(正確には、食品・化粧品・吸入剤などに使われていて、健康被害の報告がこれまでにありません✨)もちろん手指に使用しても、皮膚のタンパク質に反応しないため、肌荒れも防げます。・・・これ、スゴイ(o^―^o)!!

Grapefruit Seed Extractの略でGSE、日本語に直訳すればグレープフルーツ種子エキス。アロマテラピーを勉強したことのある方にはなじみがあるかと思いますが、精油と同じように、エタノールやグリセリンなどを使って抽出、精製されます。これは植物自身が、紫外線を浴びて発生する活性酸素や害虫、菌から種子を守るために作り出した、天然の「抗酸化、抗菌エキス」。エンベロープ(タンパク質の膜)の有無にかかわらず、害のある細胞を包み込み、浸透圧を使って水分などを抜き取って不活性化させるので、新型コロナウィルスだけでなく、インフルエンザやノロウィルスにも効くという優れものなのですΣ(・ω・ノ)ノ!

過酷な環境からも種子を守り発芽させるためにはたらくこのフラボノイドは、消臭作用があるだけでなく、ポリフェノールの一種ですから、アンチエイジングにもよいとして、美容でもなじみのある成分となっています。美容化粧水にも使われていたりしますよね!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

さらにこのエキスの素晴らしいところは、人や動物には無害というだけでなく、効果が持続するという点です°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

噴霧したあと、水分が蒸発しても、非常に安定した状態の除菌成分が表面に残留し、あとからついた菌やウィルスもやっつけてくれます。揮発する瞬間だけ殺菌するアルコールや、ほかの物質とすぐに反応して水となってしまう次亜塩素酸水と大きく異なるのは、とくにこの点です。

まだまだ知名度は低めですが、将来的に大注目を浴びるであろうGSE。すでに除菌剤として商品化されているものもありますから、ぜひ調べてみてくださいね✨

私は除菌ソムリエとしていろいろな除菌剤を見てきましたが、おそらく数年後、「GSE」は除菌剤として主流となっているだろうと考えています(*^▽^*)♡

除菌剤②次亜塩素酸水

みなさんこんにちは!マクロファージ麗子です。今日は除菌剤解説の第2弾、「次亜塩素酸水」についてお話します。っと、その前に、「次亜塩素酸ナトリウム」(漂白剤として知られていますね。)を薄めると「次亜塩素酸水」になると思っていらっしゃる方を散見しますが、それは✖です!!たしかに同じ除菌成分「次亜塩素酸」が含まれているのですが、ふたつの「違い」をしっかり認識していないとかなり危険です!今回はその点を絡めながら、お伝えしてまいりますね(⋈◍>◡<◍)。✧♡

【次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

①酸性かアルカリ性か

次亜塩素酸水は酸性(強酸性~微酸性)、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性です。強アルカリ性は、金属を腐食させるほか、皮膚に化学やけどを負わせるという危険な作用があります。次亜塩素酸ナトリウムが手や粘膜などに直接触れることのないように注意してください。

②すぐに分解されるか、安定して効果がのこるか

次亜塩素酸水の有効成分は次亜塩素酸(HCLO)であり、分子の状態で存在しています。一方次亜塩素酸ナトリウムには次亜塩素酸イオン(CLO-)として存在しています。分子状の次亜塩素酸には高い除菌力はあるものの、有機物とすぐに結合して水に分解されるという特徴があります。「水」になるのですから、たしかに無害ではありますが、言い換えれば、すぐに効果もなくなってしまう、ということになります。せっかく噴霧しても、菌やウィルスに反応する前に埃に反応してしまうと、水を撒いているのと同じことになりますので「きれいな場所に使う」ということを覚えておいてください。また長期間の保存はできません。分解されてしまい、すぐに除菌効果がなくなってしまいます。ご注意くださいね☆彡

一方、次亜塩素酸ナトリウムに存在している次亜塩素酸イオンは、分子状の次亜塩素酸よりも除菌力は劣るものの(強アルカリ性で刺激が強いため効果も強いかのように感じますが、そうではありません。)、安定した状態で存在するため、保存も可能ですし、使ったあともしばらく除菌効果が残ります。ただし酸性の液剤と混ざってしまうと、有毒なガスを発生させたり、薄めていてもタンパク質を壊してしまうためひどい手荒れなどの原因となります。粘膜にも悪影響となりますので、使用の際は十分に注意をしてください。

③漂白作用の有無

次亜塩素酸水には漂白作用はありませんが次亜塩素酸ナトリウムにはあります。除菌作用はどちらにもありますが、漂白作用があるという点は、次亜塩素酸ナトリウムの特徴といえるでしょう。

ちょっと難しい薬品の名前で書いてきましたが、次亜塩素酸ナトリウムは「カビキラーのような、お風呂のカビ除去剤」です。ピンときましたね。「まぜるな危険」とも書いてあります。

以上のように、「次亜塩素酸」は、「アルコール」では効き目のないノロウィルスなど、ノンエンベロープウィルスにも有効であるという「強み」も持ちますが、日常使いがやや難しいのが特徴です。

基本的には「次亜塩素酸ナトリウム」は手指などには使用しないこと。

「次亜塩素酸水」はきれいな場所で、あるいは使う場所を清掃してから、出来たてをたっぷり使うこと、に留意しながら使用するとよいでしょう

(*^▽^*)

効果的な使用方法で、ウィルスをやっつけましょう!

除菌剤①アルコール

こんにちは!マクロファージ麗子です。さて、今回から3回にわたって、一般的に使用されている除菌剤の特徴について、ご紹介していきます。

まずは一番広く使用されている「アルコール」についてお話しましょう^_^🍀

アルコールは揮発性のある液体で、油にもよくなじみます。お注射の前に、看護師さんがシュシュシュと脱脂綿でお肌を消毒をしてから、注射針をおもむろにぶすっと刺すときの、あの「スーーーっとした感じ」を体感したことのある方は多いことでしょう。長年医療現場で使用されていることからも「しっかりと消毒してくれる」という安心感が強いのではないでしょうか。

アルコールは、そのスーっと揮発するタイミングで、「タンパク質」を破壊して除菌しています。(乾いてしまうと除菌能力はなくなります。)実験によると、濃度70〜95%の状態で十分な除菌効果を得られることがわかっています。「タンパク質」に作用するため、りん脂質とタンパク質で出来た膜(エンベロープ)を外側に持つ新型コロナウィルスには有効ですが、ノロウィルスには、残念ながら、効きません。ノロウィルスには、エンベロープがないため、壊すことができないのです。

今回、新型コロナウィルス対策としては、比較的安価で量産しやすいアルコールを普及させたのは、国の対策としては有効でした✨✨^_^

しかし、これだけ長期的に繰り返し、大量に使用することで人間の皮膚のタンパク質まで壊してしまうことまでは考えられていなかったと言えるでしょう。

一部の方にはアルコールアレルギーが発症します。また、アトピー性皮膚炎の方、皮膚の薄いお子さんなどは、繰り返し使用することで肌荒れも悪化しやすくなります。皮膚が比較的丈夫な方でも、あかぎれや、傷があるときの使用はおすすめしません💦(ものすごく痛いです!)

引火しやすいので、お部屋中に噴霧するような環境除菌に使うのはやめたほうがいいですね。海外でも日本でも、飲食店での熱心なアルコール除菌の結果、火事になったり爆発したりしています。車の中など、高温になりやすい場所での使用、保管にも十分気をつけてください^_^🍀

上手に利用して、感染防止に役立てましょう。

厚生労働省サイト

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html

除菌剤の違い、ご存じですか?

みなさんこんにちは!マクロファージ麗子です。私は昨日、都内某ホテルのラウンジでクライアントさまとお打ち合わせをしてまいりました。検温器と除菌剤の噴霧が一体型となったコンパクトな機械が入り口に設置してあり、お席へのご案内の前に、係の方が一人ひとりに丁寧に声をかけ、使用を促してくださいました。

そういえば・・・

なぜ、入り口に設置されている消毒液といえば「アルコール」なのでしょうか。

推測するに、新型コロナウィルスが蔓延し始めた当初、感染症対策として厚生労働省が出した指針に「アルコール除菌」がうたわれていたため、「有効なのは間違いなさそうだし、ちゃんと対策を打っていることをアピールするにはこれが一番!」という外向きの理由からで、とくに深く掘り下げて研究結果やエビデンスを調べたうえで、中身を比較検討して決めたという企業様は少ないように思います。

今回から3回にわたって「よく使われている除菌剤」について、その特徴を書いてみますね。人も除菌も適材適所、得意不得意がありますし、能力が発揮できる最適な状態というものがあります!

①アルコール

②次亜塩素酸水

③GSE(グレープフルーツ種子から抽出されたフラボノイドを主成分とする除菌剤)

特徴を知り、うまく使い分けることも、衛生管理者として必要なこと。お役に立てたらうれしいです!

麗子のライバル?

みなさま、こんにちは!マクロファージ麗子です。

今更ですが、マクロファージ麗子に、ライバルがいたことが判明いたしました!(いえ、すみません、私のほうが後発でした。。。)

「はたらく細胞」というアニメーションをご存じでしょうか。

TVアニメ「はたらく細胞BLACK」 公式サイト (saibou-black.com)

もとは連載漫画で、そこからアニメになった清水茜さんの作品です。人間の体の中で、細胞たちがどのように作用し、ウィルスや体の異変に対処しているのかがよくわかります。この知識は衛生管理者のテスト勉強にも役立ちますし、なにより子供たちに是非知ってほしいと感じる、とっても素晴らしい作品です。

そのなかに登場するマクロファージさんは、血管の中と外では衣装チェンジがあり(役割がやや変わる)、血管の外で、体に悪影響のある菌やウィルスと戦うときには、可憐な容姿と裏腹に、手にナタやハンマーをもち、相手を打ち負かしちゃいます。(強い。。。)

「はたらく細胞」YOUTUBE動画より

私たちの体って、本当によくできている。そして日々、私のために、全力を尽くしてくれている。自分がいとおしくなる。そんなアニメーションです。

自分が大切に思えなかったら、人を大切にするのは無理。だって、結局は同じこと、だから。

自分と他人に、垣根はない。一つは全体!です。

攻めの消毒で鉄壁の守り!

こんにちは!マクロファージ麗子です。

さて、みなさんの職場では、どのくらい時間をかけて社内の消毒作業をしていますか?新型コロナウィルスの蔓延で、以前なら想定していなかった「手間」=消毒作業が、日々の業務に加わったと実感されている方も多いと思います。またそういった作業にかかわる人件費だけではなく、消毒液などを買いそろえるコストを背負うことになってしまいました。多くの制限のなかで「負荷」だけが増えている現状、本当に厳しいですよね!!

簡単な試算ですが、学校や幼稚園、または飲食店などの消毒作業は、時間外に行うことになるのが一般的でしょう。小さな規模の会社で考えてみても、週休2日、1か月22日勤務、20代若手正社員のひと月のお給料が22万円程度、と想定すると時給換算は約1,400円(8時間勤務休憩1時間)。毎日1時間の時間外をするとひと月で一人当たり約3万円UPします。(本来は時間外手当がつくので、もう少しUP)これが4~5人必要となれば、ひと月で15万円、1年で180万円(昇給賞与考慮せず。)の人件費増です。これに消毒液や、ペーパータオルなどの消耗品をあわせれば・・・最低でも200万円以上のコストが膨らんでいることになります。それでも感染者が出てしまった場合の特別な消毒(専門業者への依頼)では、小さなオフィスや医院でも、1回数十万円かかるのが相場ですから、それが2回、3回と重なれば…大変なことになります。さらに従業員が濃厚接触者となり営業ができない期間が発生すれば、収入自体が減るのでコストの負荷はますます上がってしまいます。

少し、悲観的なことばかり書きました。

こう考えると、消毒をきちんとしながら、省力化すること。万が一感染者が出てもクラスターにはしないこと。このあたりが、会社の経費を最小限にする大きなポイントとなりそうです。

では、どうするか・・・。発想を変えてみるもの「手」かもしれません。

例えば、従業員一人に一つずつ消毒液を配布し、こまめに自主的に消毒をしてもらうことにするのはいかがでしょうか?

使ったものは自分で消毒するようにする。トイレなどの使用前使用後の消毒を徹底する、入館時に手指だけでなく靴裏も消毒する・・・などを「個人で習慣化」できれば、ウィルスを会社に持ち込まないだけではなく、従業員の日常も守れます!

攻めの消毒!が鉄壁の守り!

また、今は簡単なマシーンを使い、自然由来の抗ウイルス成分を夜のうちに噴霧しておけば、翌日はずっと抗菌し、消毒作業が不要になるという、大変優れものも発売されています。

MISTECT(インフォリーフ株式会社)

https://mistect.jp/

マシンと消毒液の導入セットで35万円程度、一度マシンを購入しさえすれば、あとは足りなくなった液剤を買い足すだけ(薬剤コストは1日300円で済むようです)。従業員さんを危険にさらしながら人件費を年間180万円支払うことを考えたら、だいぶお得に感じます。

賢く効率よく、安全に。攻めと守りのバランスで、ウイルスに打ち勝ちましょう!

手指消毒、「ちゃんと」してる?

みなさん、こんにちは!マクロファージ麗子です。これから少しづつ、衛生管理者らしいお話をしていきたいと思います。

唐突ですが、手指消毒、しっかりできていますか?

お店に入るとき、商品を触るとき、銀行に行くとき、エレベーターに乗る前後、昨年までは消毒液の前に列ができるくらい人が並んで、手指にシュッとしていました。それが今は・・・目の前にあってもスルーされる方のなんと多いことか!!

これは由々しき問題です。

一番良いのは石鹸をしっかり泡立てて10秒以上こすり、水道の流水でしっかりとすすぐ「手洗い」。指の間、爪の隙間、すみずみまで洗い流すことが、新型コロナウィルス対策には有効です。しかも、それを二度繰り返すと、すごく効果があるそうです!

しかし、何かするたびに手洗いに行くことは無理。であれば、消毒液を使って除菌する必要があります。なのに・・・スルー。

理由はなんとなくわかります。消毒液が目の前にあるのだから「面倒」という理由ではないと思うんです。それよりもきっと消毒すると「手が荒れる」からではないでしょうか。アルコールは手荒れを引き起こします。なんとなく人目を気にして消毒している方も、ちょこっと指先だけを濡らす程度。それでは到底ウィルスは防げません。手のひらだけでなく、爪の先、指の間までまんべんなく、それこそ「びしゃびしゃ」するくらいの量を広げないと意味がないのです。

油断せず、しっかりと除菌してくださいね。それが、自分だけではなく自分の大切な人も守ります。

衛生管理者としてできること

前回までは、衛生管理者になるまでの試験対策中心にお話をしてきました。^_^❤️晴れて合格、免許が届きましたら、早速お仕事開始ですね☆彡。会社で衛生管理者活動をするには「選任」されることが必要ですが、普段の生活でもせっかく取得した資格の知識を生かして「みんなを守る」ことはできます✨まずは『衛生管理者の目線』を持つことが大切❣️

ココでいったん、衛生管理者について、おさらいしておきましょう。

衛生管理者とは職場の安全衛生業務に従事し、衛生的で快適な職場環境づくりや、職業性の疾病を防止するための施策を計画、実施する重要な任務を果たします。例えば、長時間労働によるうつ病、重いものを持ち続けることで発生する腰痛、PCなどの画面を見続けることで悪化する目の病気、有害物質が引き起こすガンなどから、環境を整えて、大事な従業員のみなさんを守る役割を担うのです❣️

いまは、やはり、新型コロナ対策。これが優先順位高いですよね。

なにをどうするか、と同じくらい大切なのが、「何を選ぶか」。安心安全であること。すべての人に害がなく、体に優しく、しっかり除菌できるもの、の選定。まずスタートはそこからでしょうか。

私のおすすめは、天然成分でできたこちらの商品。

GSEと呼ばれるグレープフルーツの種子から抽出された成分で、効果的に除菌します。体に優しいので、私は飲むこともあります。

アルコールと違い、皮膚についても荒れません。あかぎれがあったりすると、アルコールは叫びたくなるほどしみますが、これは大丈夫。お肌にトラブルがある方、小さな赤ちゃんから大人まで、みんなが安心して使える消毒液です。火気にも安心ですし、100%植物成分で、食品添加物として認められているものですから、台所でも安心。車の中に入れておいても発火の心配なし。とっても安心な優れものです。

皆さんが安心して使えるものを選ぶこと。

それも衛生管理者の大事なお仕事です。