今日からマスク着用は個人判断に

マスクの着用について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

みなさまご承知のとおり、今日からマスクの着用が個人の判断にゆだねられることとなりましたね。

今日のお昼に電車に乗った際、一つの車両に約3名(1名はマスクなし、2名は顎マスク)いらっしゃいました。その3名の年代は20代、30代前半ということころでしょうか。シートはほぼ埋まっていて、数人立っているような混雑具合でした。

夜に乗った際には、混雑具合はほぼ一緒の状態で、マスクなしはゼロ。サラリーマンか高校生という年代に感じました。

今日は初日ですが、この先、どのように変化していくでしょうか。注目したいと思います。

私の個人的な意思としては、今、公共の場でノーマスクはリスクが高いと思っていますので、しばらくは取るつもりはありません。

そしてご卒業おめでとうございます。

みなさん、こんにちは!しばらく時間が空いてしまいました。

私が日頃注視している新型コロナ感染症について、今後の政府の指針、方向性がしっかりと見えたらそれをまとめてここでお知らせしたいと思って、ずっとずっと追いかけていました。

ところが・・・全然、まとまらず、形ばかり(マスクを外すこと)で、地に足がついた指針が見えないままでおります。5類にすることが経済的な理由以外の納得のいく話として落とし込めると安心できるのですが・・・。

これから卒業式シーズン。これまでの数年間で培った多くのことに感謝する日。その日一日のマスク開放ががどれだけの意味をもつのか、私にはあまりよくわかりませんが、どんな状況下でも、出会い、学び、感じたすべてが、あなたの礎です。誇りに感じて、前進してください。

小さなことに惑わされず、自分の力を信じてください。ご活躍をお祈りいたします。

新型コロナウィルス感染症のリアル

新型コロナウィルスについては、各国の政府の対応も大きく変化し、経済的な遅れをなんとか挽回しようとしています。確かに経済復興は大切なので、回せるところは回しつつも、対策は怠らずにいたいですね。

未来の健康を守ることは、投資、です。それを忘れずに、表に出てくるニュースだけでなく医療現場や研究の結果をまとめたブログを見つけましたので、ぜひ、ご参照ください。

冬にかかりやすい感染症

冬にかかりやすい感染症の代表は、ノロウイルス・インフルエンザ・RSウイルス。とくにお子さんは要注意です。このところ新型コロナウィルスへの対応強化で手洗い、マスク、消毒、人流の抑制が行われてきたおかげで、これらのウィルスも影を潜めていました。

しかし、現状のように数年流行していないと、感染症対策の隙をついて、広がっていきます。ノーマスクでおしゃべりしながら宴会、手指消毒もおざなりになれば、恰好の餌食となります。これらのウィルスは、感染して抗体ができてもまた元に戻ってしまうため、繰り返しかかります。対策としては、やはり、日頃の感染症対策を引き続き行い、流行前にワクチンを打つことが大切です。

また、ウィルスにあった対策を打つことも大切です。私たちの注意するべきものは、新型コロナウィルスだけではない、と改めて認識をしていただきたいと思います。

例えばノロウィルスはアロコールでは死滅しません。GSE、または次亜塩素酸ナトリウムの使用をお勧めします。

RSウィルスは主にお子さんがかかると重症化します。初感染すると肺炎などを併発するウィルスです。保育園などで流行するとなかなか歯止めがききません。こちらはエンベロープがあるウィルスであるため、アルコールでも不活性化可能です。手指を介した接触感染が多いようですのでこまめな手洗いを心がけましょう。

冬場は、気温が低く乾燥するためウィルスにとっては生きやすい環境となり、人間にとっては体温が下がって免疫力が低下しやすくなっています。

新型コロナウィルス感染症への対策が緩み、気持ちまで緩むと、このようにほかのウィルスまで襲ってくる可能性があります。まだまだ油断なりません。むしろ新型コロナウィルスの一日の死者数は最多を記録していますので、気を引き締めて、この冬を乗り切ってまいりましょう。

謹賀新年

2023年、始まりましたね!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今私は、部屋で暖房もかけずに窓を開け放して、暖かいお日様の光を浴びながらこのブログを書いています。ぽかぽかです!小鳥たちのさえずりを聞き、光の強さが描き出す影との境目を静かにたどっていると、春がまたからなず訪れるという希望と期待がほのかに湧き上がってきます。どうぞどうぞ、今年一年がこのまま、こんな風に穏やかに過ぎてほしい。そう心から祈らずにいられません。

世界や国内の状況をみると、新しい税制や金利の問題、物価高騰、気候変動、あちこちで見られる紛争の火種、続く戦争など・・・変化が目まぐるしく、心から穏やかにのんびり安心して過ごせる社会とはいいがたい現実があります。目を背けることは簡単ですが、こんな時こそ、しっかりと見つめて対応していくことがとても重要ですね。今年もいろいろと学びながら、自分がとるべき最善を常に探して提案や発信をしていきたいと思います。

個人的な話をすると、昨年は多くの永遠のお別れ(今生での。)を経験しました。見送った方々、おひとりおひとりの人生をほんの少しだけ感じる時間をすごして、「幸せ」の価値観や「時間」の有限性をとらえなおすきっかけもいただきました。

これから私もいくつかの具体的目標をしっかりとノートに記しておきたいと思います。

一年の計は元旦にあり。今年一年をどんなふうに過ごして行きますか?

こんなことを考える時間を持つことも、実はWell-Beingにつながります。今日、5分で構いません。この一年、どんな気持ちを軸に過ごしていくか、そのために具体的になにをするか、一つだけでも決めて、今日から実行してみてください。

来年、また一緒に振り返りができることを楽しみにいたしております。

2023年がみなさまにとって、幸せで充実した、よき年となりますように!

これからの会社像

健康経営の考え方は、古い体制の会社からすると、ハードルが高く感じるのではないでしょうか。

 これまでは企業が思い描く「理想の社員」を育てることが、会社にとっての「成功」であり、「業績を伸ばすため」の大事な施策だったわけですが、これからの時代はそれでは立ち行きません。

 「社員の幸せ」を「サポート」できる企業が「優秀な人間」を集めることができ、「業績を伸ばすことができる」。この価値観を受け入れて実践することが成長していくための一番の近道となったわけですが、そこに気づかず、これまでの方法を変えることができないと「採用できない」「人が辞めていく」「社員のやる気が落ちる」という三重苦を背負うことになります。

この三重苦の一つでも当てはまると思ったら、今が「変え時」です。頭を柔らかくして、コントロールを手放してみることをお勧めいたします。

東京商工会議所さまの一覧に・・・

おかげさまで、健康経営エキスパートアドバイザーの一覧に加えていただくことができました。東京商工会議所のこちらのページから、埼玉県を選んでいただきますと出てまいります。

あいうえお順ですので早い順番で出てくるのは少々気恥しいですね。

健康経営エキスパートアドバイザー一覧 |東京商工会議所 (tokyo-cci.or.jp)

恥じないように、しっかりと勉強を続け頑張ってまいります!

新型コロナの後遺症

新型コロナウィルス感染症にかかった子供たちに、MIS-C(小児多系統炎症性症候群)の発症が増えているという記事を読みました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013892981000.html

https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2022/07/090059.shtml

まだ、「まれに」という表現が使われている状況ではありますが、子供のコロナ感染が増えると、MIS-Cの発症も増えているということは、この関連性には注視し続ける必要があります。

「コロナはかかっても風邪と同じ。」「むしろ、感染して免疫をつけたほうがよい。」というお話には、しっかりとしたエビデンスがあるのかどうかを確認してほしいと思います。

「後遺症」にまで目を向けてみれば、とにかく、かからないほうがよい感染症であることは間違いなさそうです。

第8波への対応

第8波、はじまってしまったようですね。

これまでと同じようなことをただ繰り返すだけではなく、会社や個人でもいろいろと準備をすることで自衛をしたいところですね。

改めて

  • マスク、手洗い 
  • 消毒 
  • ワクチン接種をしやすい状況を整える 
  • 抗原検査キッドを準備する 

そして今、すでに品薄となっている

  • 解熱剤を用意する
  • 数日間の食料を備える

ことも忘れずにしたいところです。

備えあれば憂いなし。日頃の感染防止対策と、いざというときに必要なものを準備して、医療機関への負担を極力抑えつつ乗り越えて生きいましょう。

医療産業イノベーションフォーラムに参加しました。

東京大学(安田講堂)と私
フォーラム会場 東京大学伊藤謝恩ホール

2004年から続く「医療産業イノベーションフォーラム」、今年初めて参加させていただきました。

講師の先生からのお話とパネルディスカッション。大変有意義な3時間でした。

講演の1つ目は「GとLの医療産業イノベーション」 講師の先生は、株式会社経営共創基盤 JGPIグループ会長 新しい資本主義実現会議メンバーの冨山和彦さま。

講演の2つ目は「創薬産業が直面する課題」 講師の先生は、中外製薬株式会社名誉会長 永山治さま。

ご講演に先立って、東京大学の木村廣道先生からご挨拶があり、その中のお言葉「イノベーションとは異質ものの融合である。」に深く感銘。もう20年近く前になるかもしれませんが、イタリアフェラーリ社のデザイナーとして日本人が採用された理由を何かの記事で読みました。「異質なものを1滴混ぜる。それが化学反応を起こす。」その話をずっと覚えていて、私自身も「この先その1滴になれるような生き方をしたい。」と思ったものです。

冨山先生のお話を聞き、これまでの産業が独立したピラミッド構造であり、その中で考えていては発展がないこと。今はglobalとlocalの多層構造であり、それぞれの必要性や強みを連携させながら、常にゲームチェンジャーを探し、革新していく必要があるということを感じました。同時に、そのGとLの共存の中で、日本が得意とするLの精緻さ、必要機能を満たすだけでない付加価値の追求もまたイノベーションになると思いました。

永山先生のお話は、まさに、日本が誇れる産業が世界のなかではいかに危うい地位にあるのかを知ることができました。これからの医療を考えれば、確かに創薬で救える「日本」があると思います。(産業としても。そして国民にとっても。)今の日本の現状、バイオ研究に出遅れたワケ、研究費が少なくて戦う武器がないこと、突き抜けた研究者が育ちにくい環境など、問題点がいくつもありました。中身の濃い、踏み込んだお話を聞かせていただけたおかげで、たくさんの質問事項が頭に浮かびましたので、そのあたりは自分でも今後調べてみたいと思いました。

今後の日本を背負って立つ人材の育成をしたい。ただ、育てて評価して、さらに伸ばすことが今の国内では不可能であるという課題もまた、改善したい。我々は教育という場面においては後進国であると思います。

この先、3月まで講習があります。次回もまた、楽しみです。